第105回全国高校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選会は3日、大阪市のフェスティバルホールで開かれた。福島県代表の聖光学院は大会第1日の第2試合(6日午後1時5分開始予定)で共栄学園(東東京代表)と1回戦で対戦する。
聖光学院は2年連続18度目の出場で、共栄学園は初出場。くじを引いた聖光学院の高中一樹主将(3年)は「試合まで時間は少ないが、気を引き締めて一つ一つの練習メニューを大事に取り組む」と抱負を述べた。斎藤智也監督は「初めて対戦する相手。東東京大会では接戦を勝ち抜き、勢いがあるチームだ。初戦まで精いっぱい練習して臨みたい」と意気込んだ。
共栄学園は、東京都葛飾区にある私立高。野球部は2005(平成17)年に創部した。部員数は65人。東東京大会の決勝では東亜学園を12―6で下して優勝した。福島県代表と東東京代表が夏の甲子園で対戦するのは初めて。
聖光学院が1回戦を勝利した場合、2回戦は選抜で優勝経験がある浦和学院(埼玉代表)か、昨夏優勝の仙台育英(宮城代表)の勝者とぶつかる。
大会は6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。順調に日程を消化すれば決勝は大会第14日の22日午後2時から行われる。