大相撲初場所が初日を迎えた14日、福島市のJR福島駅西口駅前広場の「ふくしまエールビジョン」で取組の放映が始まり、多くのファンが若元春の一番を見守った。
市と大波3兄弟福島後援会が場所中、実施している。木幡浩市長や後援会関係者の他、若元春らの名前が入ったタオルや小旗を持ったファンが次々と訪れた。大関霧島に敗れると悔しがる声が上がったが、寒空の下、郷土力士に熱い声援を送った。
大波3兄弟の父政志さんは「初日だから気合が入っている様子だった。体は前に出ていて内容は悪くなかった。2日目の横綱照ノ富士との取組に期待したい」と述べた。復帰から2場所目となる幕下筆頭の若隆景については「左膝のサポーターが外れ、体は引き締まり、けが前の状態に戻りつつある。古里の応援に応えてほしい」と願った。