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第18回市町村対抗県軟式野球 「全員野球」貫く いわき優勝 4連覇目指す

2024.10.07 14:00
村上貴弘監督(中央)を胴上げし、3連覇を喜び合ういわき市ナイン

 福島市の県営あづま球場で6日に行われた第18回市町村対抗県軟式野球大会の決勝で、いわき市ナインは「全員野球」を胸に大会初の3連覇を果たした。最多となる5度目の優勝に星龍之介主将は「最後まで野球を楽しめた。支えてくれた全ての人に胸を張って報告したい」と喜びを語った。

 優勝までの道のりは平たんではなかった。メンバーの仕事や家庭の都合が重なり、今年のチームは始動した7月から全体練習の機会は3回ほどしか持てなかった。大会開幕後も9月半ばから続いた雨の影響で10試合が順延し、日程のずれに苦しんだ。時間をつくって集まった選手にとって厳しい状況が続いた。

 「一人一人が勝つためにできることをしよう」。星主将ら昨年からの主力が声をかけ合い、結束力を高めた。白河市戦を除く4試合でベンチ入りの選手全員を起用。準決勝の本宮市戦では今年、加入した小林智明選手が代打3点本塁打を放つなど、全員が活躍した。

 ナインは栄光を胸に来年を見据える。星主将は「4連覇を目指したい」と意気込んだ。