空洞化が課題になっている福島市のJR福島駅東口の活性化をテーマに大学生や高校生と木幡浩市長が意見を交わす催しが8月30日、市内のFukushima―BASEで行われ、街を盛り上げるため若者ができる活動を考えた。
学法福島高、福島西高、福島工高、桜の聖母短大、福島学院大の生徒・学生8人が参加した。歩行者天国にする駅前通り、にぎわい広場、まちなか広場の活用を念頭に、木幡市長が「街に行くと何かしらイベントをやっていて、楽しいと思える状況をつくりたい」とあいさつ。生徒・学生が、若者が取り組める企画について意見を出し合った。
「気軽に音楽ライブができれば盛り上がる」「学生が描いた絵画を展示する場を設ける」「eスポーツイベントを開催する」「学生が選ぶ音楽を流し、大学のサークルにコーヒー店などを出店してもらう」などの声が上がった。それぞれの意見について実現を目指す方策などを協議した。選ばれる街になるため必要な取り組みも考えた。
市民の声を市政に反映するため市民と市長が対話する「ふくしま元気トーク」の一環で催した。出された意見は市がまちづくりの参考にする。
(県北版)