1日の福島県内は各地で気温が上がり、県内30の観測点のうち13カ所で9月の観測史上最高気温を更新した。郡山市熱海町の磐梯熱海アイスアリーナは今季の営業を開始し、涼を求める人たちが氷の上で滑りを楽しんでいる。
今年は暑さから、室温が14度と例年より4度ほど高く、天井にできた結露が水滴となって落ちてこぶのように固まる。安全な滑走ができるよう従業員が手作業で削っている。大玉村から訪れた会社員小椋大地さん(23)は「外が暑いので来て良かった」と語った。
福島地方気象台によると、1日の最高気温は二本松市で37・4度、伊達市梁川で37・3度、会津若松市で37度などを記録した。相馬市は35・7度で、今年最高となった。気象庁と環境省は福島県に熱中症警戒アラートを発令した。2日は福島市と会津若松市で37度、郡山市と相馬市で35度などと予想されている。