福島県いわき市常磐白鳥町のJRA競走馬リハビリテーションセンターにある競走馬用プールの見学エリアが4日、リニューアルオープンした。来場者からの要望もあり、プール調教の様子を見やすいよう改修した。
けがで療養中の競走馬が脚に負担をかけず心肺機能を高められる施設で、見学者を受け入れている。改修で見学エリアの柵を低くし、地面を舗装してバリアフリー化した。ベンチも増設した。
この日は昨年のGⅢアーリントンカップを制したディスペランツァなど4頭のプール調教が行われた。来場者は荒い息遣いで懸命に泳ぐ馬を写真や動画に収めていた。東樹宏太所長は「視界を遮るものがなくなり、子どもでも見やすくなった。多くの人に楽しんでもらいたい」と語った。
プール調教は平日の午後1時30分から行われる。見学は10月中旬ごろまで。