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鶴ケ城が歩んだ歴史紹介 13日から天守閣再建60周年企画展 福島県会津若松市

2025.09.11 10:59
江戸時代後期の様子を描いた若松城下絵図
17日に配られる登閣証と無料入場券

 鶴ケ城天守閣再建60周年記念企画展「会津若松城のあゆみ」は13日、福島県会津若松市の若松城天守閣郷土博物館で開幕する。戦国武将・蒲生氏郷によって会津に初めて近代城郭が築かれてから現代に至るまで、名城がたどった歴史を紹介する。11月3日まで。

 同博物館の主催。江戸時代後期の城下絵図では、鶴ケ城を中心とした当時の市内の様子を知ることができる。城内で使われていた「万歳図・竹に雀図板襖」や「金之間襖絵(牧牛図)」なども展示する。戊辰戦争の激戦の地となった鶴ケ城が取り壊される直前の姿や、再建までの様子を写真で紹介する。

 時間は午前8時30分から午後5時(入場は午後4時30分)まで。天守閣の入場料金で観覧できる。大人410円、小人150円。問い合わせは会津若松観光ビューローへ。


■17日、記念登閣証を贈呈

 会津若松観光ビューローは鶴ケ城天守閣再建の竣工日である17日、入場者全員に再建60周年の記念登閣証を贈呈する。裏面は来年度に利用できる無料入場券となっている。

 登閣証は、はがき大のサイズで赤べこの根付けがセットになっている。無料入場券はふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)に合わせ、来年4月1日から6月30日まで利用できる。