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修学旅行でマレーシアを訪問 中島中3年生(福島県中島村) 交流通じ国際的な感覚養う

2025.09.13 15:19
英語で創作劇を演じる中島中生
サバ大学も訪問、見聞を広めた
帰校式で加藤村長(左)のねぎらいを受ける中島中生

 福島県中島村の中島中3年生53人は修学旅行でマレーシアを訪問し、12日に帰国した。現地では生徒や大学生らと交流し、国際的な感覚を身に付けた。

 一行は8日に成田空港を出発、現地ではマレーシアのイナナムセカンダリースクールで現地の生徒とマレー語で交流したほか、国立サバ大学を訪問して、学生の案内で広大なキャンパス内を散策した。マムテック島も訪れ、マリンスポーツを存分に満喫した。

 イナナムセカンダリースクールでは中島中生が英語の創作劇「ドラえもん」を披露し、拍手を浴びた。言葉が通じる手応えと喜びを感じたという。

 帰国後、村生涯学習センター輝ら里で帰校式を行った。加藤幸一村長が「現地での経験は教科書には載っていない生きた教材となったはず。これからの人生に生かしてほしい」とねぎらい、同行した佐藤英勝校長は「英語劇がしっかり相手に伝わったのは皆さんの努力のたまもの。5日間で皆の絆が深まるのを感じた」とたたえた。

 最後に実行委員長で3年生の大塚愛海さんが「たくさんの出会いと経験を通して、マレーシアと日本の良さを知ることができた」と充実感あふれる表情で振り返った。

(県南版)