8月の全国高校ダンスドリル選手権大会プロップ部門で優勝した福島県郡山市の郡山商高チアリーディング部は12日、市役所を訪れ、椎根健雄市長に活躍を報告した。
山田絢音部長(3年)は全部員28人で臨んだプロップ部門での優勝を振り返り、「優勝を逃した前回大会の雪辱を果たせた」と喜んだ。伊藤悠副部長(同)は「チームで意見を出し合い、練習に励んだ成果を発揮できてうれしい」と笑顔で語った。
個人総合2位に輝いた村上花梨さん(同)は3歳から続けているバレーに基づく高いダンス技術をはじめ、スピーチやインタビューを含めた総合的な審査で高く評価された。村上さんは「チーム代表として誰よりも練習し、自分らしさを表現できた」と充実した表情を見せた。
椎根市長は「前回大会の悔しさをばねに、チーム全体で努力してつかんだ栄冠だ。本当におめでとう」とたたえた。山内浩校長と顧問の工藤幸恵教諭が部員の取り組みを紹介した。郡山商高はドリルポン部門ミディアム編成で準優勝、キック部門は3位に入賞した。
(郡山版)