バスケットボールのりそなBリーグ2部(B2)東地区の福島ファイヤーボンズの選手らは17日、福島県の郡山市役所で椎根健雄市長に2025―26シーズン開幕に向けた抱負を語った。
クラブを運営する福島スポーツエンタテインメントの西田創社長、渡辺拓馬ゼネラルマネジャー(GM)=福島市出身=、ボンズの笠井康平主将が訪れた。
西田社長は最上位「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」参入に向けた「審査期間」になると今季の位置付けを説明した。地域に身近なチームを目指すと強調し、「参入条件の一つであるホーム戦平均集客4千人を郡山の地で実現したい」と意気込んだ。
チーム編成などを担った渡辺GMは「見に来た人の人生が右肩上がりになるきっかけを与えられるプレーを見せる」と闘志を燃やした。
昨季から唯一の継続選手としてチームをけん引する笠井主将は「いいものを作ろうという姿勢を全員が持っている。仲間と一丸となってシーズンを戦う」と決意を示した。
椎根市長はクラブが地域に近い存在になっているとし、「市民と一緒に応援していきたい」と激励した。
開幕戦は10月4、5の両日、市内の宝来屋ボンズアリーナ(郡山総合体育館)で同地区の横浜エクセレンスと対戦する。
(郡山版)