広野町に平成31年4月開校予定の中高一貫校、ふたば未来学園中・高のサッカーグラウンドについて、県教育庁は広野町下北迫字岩作の林地に整備する方向で検討を始めた。寄宿舎は広野駅東側開発区域(第2期)を第1候補としている。16日に開かれた町議会の議員全員協議会で町側が示した。
■寄宿舎は駅東に 県教育庁方針町議会に示す
整備するサッカーグラウンドは、2・6ヘクタールで人工芝のピッチ1面。林地は約3分の2が町有地、約3分の1が民有地となっており、町は用地取得などに協力する。
寄宿舎は通学の困難な生徒のために整備する。収容人数は330人で、敷地面積は5000平方メートルを想定している。町中心地に近く、広い土地を確保できるため、広野駅東側開発区域を第1候補として検討を始めた。
■ホテル誘致詰めの協議 広野駅東側整備
議員全員協議会では、町が広野駅東側開発整備事業の第一期エリアに計画しているホテルの誘致について、現在、事業者と詰めの協議を進めていることも明らかにした。
(カテゴリー:福島第一原発事故)