郡山女子大大学院、郡山女子大、同大短期大学部、同大短期大学部専攻科の入学式は12日、郡山市の同大建学記念講堂で行われ、386人が新たなスタートを切った。
震災の避難所となり、4月10日に予定していた式を延期した。
内訳は大学院3人、大学95人、短大282人、専攻科6人。一人一人名前が呼ばれ、関口修学長が入学を許可した。関口学長は「未曽有の災害に見舞われ今、さまざまな困難に立ち向かっている。この経験を忘れることなく、21世紀を担う人材に育ってほしい」と告辞した。
出席者全員で黙とうした後、付属高の影山綾香さん(3年)、付属幼稚園年長組の工藤真由ちゃん、太田周吾ちゃん、在学生の佐藤菜津実さん(食物栄養専攻2年)が祝辞を贈った。新入生を代表して渋谷陽海さん(大学院)、青山智未さん(短期大学部)が誓いの言葉を述べた。
(カテゴリー:福島第一原発事故)