東日本大震災アーカイブ

県、応急工事を開始 津波被害の堤防19カ所

 福島県は12日までに、東日本大震災の津波で被害を受けた海岸と河川の堤防合わせて19カ所の応急工事を開始したと発表した。

 実施箇所は海岸15カ所と河川4カ所で【表】の通り。完了予定は今月下旬から7月下旬を予定している。海岸は、いわき市小名浜の潮位の最大値に通常発生する波の水位を加えた高さを目指す。土のうを積み上げ消波ブロックを設置する工法を採用した。河川は警戒水位か河岸高の5割程度の高さまで、築堤か護岸工事を施す。

カテゴリー:福島第一原発事故