相馬市は24日、市内の玉野小、玉野中の校庭の表土除去作業を開始した。
放射線量を測定した結果、比較的高い数値で推移している玉野地区の健康対策の一環。市教委によると、重機を使って校庭表面の土を7~8センチほど取り除き、除去した土を飛散防止のためブルーシートで覆って校庭の隅に掘った穴に埋める。天候の状況などを見ながら今週中には完了する見通し。
両校のここ1週間の放射線量の定期測定結果は毎時2.3~2.9マイクロシーベルトで推移していた。表面除去が進んだ同日午後1時現在、玉野小校庭は毎時0.5マイクロシーベルトに下がった。
(カテゴリー:福島第一原発事故)