県教委は28日、文部科学省が行った学校の放射線量調査で、窓の開閉によって校舎内の線量に大きな変化がなかったことを各市町村教委と県立学校に通知した。
文科省の調査では、窓を閉めた状態と窓を開けてから1時間以上たった場合の線量を比較。八校を測ったところ床から一メートルの線量が増えたのは三校で、残りは同じか減少した。
通知には県放射線健康リスク管理アドバイザーの神谷研二氏の「現時点で窓の開閉は影響がないと考えられ、神経質になる必要はない」とのコメントを記載した。
(カテゴリー:福島第一原発事故)