東日本大震災アーカイブ

大震災、きょうで3カ月

震災から3カ月を迎えても被災地に残るがれき。うずたかく積もった山を夕日が照らした=いわき市岩間町、10日午後5時45分ごろ

 福島県内の死者・行方不明者が約2千人に上る東日本大震災は11日で発生から3カ月を迎えた。
 東京電力福島第一原発事故は収束せず、県内外で約5万9千人が避難生活を余儀なくされている。
 風評被害が農業、商工業関係者を苦しめ、県民の放射性物質との闘いも続く。希望の光はいまだ見えない。
 被災地の一部では倒壊家屋などがれきの撤去が進んでいるが、仮置き場に山積みされたまま。最終的な処分方法は今なお決まっていない。
 いわき市岩間町では10日、高さ10メートル近くになった、がれきの山を淡いオレンジ色の夕日が照らした。

カテゴリー:福島第一原発事故