東日本大震災アーカイブ

いわき沖シラスなど基準超 魚介類の放射性物質検査

 県は9日、魚介類と海藻の放射性物質の検査結果を発表した。いわき市沖のシラス、ホッキガイ、キタムラサキウニ、アイナメ、エゾイソアイナメ、福島市の阿武隈川のウグイ、猪苗代町の秋元湖のヤマメが食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を超えた。

 検査結果は【表】の通り。海水面は魚介類と海藻29点、内水面は15点を調べた。海では漁業が行われておらず、福島市の阿武隈川のウグイと猪苗代町の秋元湖のヤマメも出荷や採取を控えるよう県がすでに要請している。いわき市のアワビ、ジンドウイカ、マイカ、アカシタビラメは初めて検査したが、基準値を下回った。

カテゴリー:福島第一原発事故