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県が学校除染事業開始 雨どい付近で高線量

福島一小屋上で高圧洗浄機などを使い、洗浄する作業員=26日午前10時50分ごろ

 学校の放射線量を減らすための福島県のモデル事業が26日、福島市で始まった。初日は福島一小で校舎、校庭、通学路のモニタリングや除染作業を行った。一階の雨どい付近の高さ一センチで毎時40マイクロシーベルト超が計測され、県は各学校に対し、同じような場所への立ち入り禁止を周知する考えだ。

 最も高かったのは玄関脇の雨どい周辺のコンクリート部分で、一センチの高さで毎時47マイクロシーベルトが計測された。放射性物質が付着しているコケなどが原因とみられるという。

 コケをシャベルで取り除き、デッキブラシや高圧洗浄機で除染した後は毎時1・0マイクロシーベルトに低下した。落ち葉がたまった屋上の排水口も、高さ1センチで毎時35マイクロシーベルトと高い値だったが、落ち葉を払って洗浄すると、毎時1・9マイクロシーベルトまで下がった。

 作業には県、日本原子力研究開発機構、電気事業者連合会から約40人が参加した。モニタリングは校庭、花壇、遊具付近、植え込みなど敷地内の約400カ所で行い、線量が高い場所を分析した。通学路は手押し車を改良した測定器を使って数秒おきに放射線量を測定した。

 27、28の両日は市内の北沢又小、30、7月1の両日は金谷川小でプールサイドや遊具周辺を除染する。

 効果的な洗浄の手法や除染作業で生じたごみの処分法を検討し、来月にも策定する放射線量低減対策の指針に反映させる。

カテゴリー:福島第一原発事故

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