東日本大震災アーカイブ

いわきのホッキガイなど 暫定基準値超える 放射性物質検査

 福島県は29日、魚介類の放射性物質の検査結果を発表した。いわき市のホッキガイとキタムラサキウニ、福島市と伊達市の阿武隈川のアユ、田村市の阿武隈川のヤマメが食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性セシウム500ベクレル)を超えた。
 県内の海域では漁は行われていないため、基準値を超えた魚介類が出回ることはないという。内水面は今回基準値を超えた区域ではこれまでも基準値を上回ったことがあり、採取の自粛などを漁協に要請している。
 県は今回、海水面と内水面合わせて71検体について調べた。検査結果は【表】の通り。

カテゴリー:福島第一原発事故