東京電力福島第一原発事故の影響で計画的避難区域に指定された福島県飯舘村を応援しようと県内外の有志でつくる「いいたてまでいの会」が6日、設立された。谷川洋代表(認定NPO法人アジア教育友好協会理事長)が福島市のコラッセふくしまで記者会見し、趣旨を説明した。
全村避難を余儀なくされた村民の将来の帰村を目指す活動の推進が目的。村民相互の絆や教育環境の維持・発展、村の復興と村民の生活支援などの事業を検討している。
谷川代表は「行政と村民、支援者をつなぐのが役目。村の復興まで村民に寄り添っていきたい」と語った。
までいの会には、村が地域ブランドなどを広めるために「までい大使」として委嘱した佐藤弥右衛門さん(大和川酒造店代表社員)と菅原美智子さん(ラジオ福島アナウンサー)や、政府の復興構想会議委員を務める赤坂憲雄県立博物館長らも参加している。
入会や支援の問い合わせは、までいの会東京事務所 電話03(3455)6170、または福島事務所 電話024(546)1587へ。
(カテゴリー:福島第一原発事故)