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微量のセシウム検出 内部被ばく調査、影響なし 二本松

 福島県二本松市は14日、「ホールボディーカウンター」で6月下旬に実施した市民20人の内部被ばく調査の結果を公表した。全員から東京電力福島第一原発事故による微量のセシウム134とセシウム137が検出されたが、人体に影響が出ないレベルという。放射性ヨウ素は検出されなかった。
 検査を受けたのは中学生以下の子ども18人と、49歳と63歳の男性。市内の二本松、安達、岩代、東和各地域からサンプル的に抽出した。成人は屋外での労働時間が長い人を選んだ。原発で最初の水素爆発が起きた3月12日に吸入したと仮定した預託実効線量(70歳までに受ける被ばく線量の総和)は5歳男女が0・1298~0・2260ミリシーベルト、9歳~11歳男女が0・0257~0・0829ミリシーベルト、14~15歳男女が0・0315~0・0499ミリシーベルト、成人男性が最大0・2520ミリシーベルトだった。
 調査結果を分析した星正治広島大原爆放射線医科学研究所教授は「一般住民の1年間の被ばく量の規制値を十分に下回っているが、外部被ばくの加算を想定すれば、内部被ばくの継続・新規測定や除染対策を実施していく必要がある」と述べた。三保恵一市長は「国と県に内部被ばく調査のさらなる実施を要請していく」と語った。三保市長は9月初旬に市内の高校生以下、妊婦、40歳以下の女性に、積算放射線量を計測できるフィルムバッジ約1万6千個を配布することを明らかにした。

カテゴリー:福島第一原発事故

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