皇室に献上する桃の選果式が7日、桑折町のJA伊達みらい桑折総合支店で行われた。
平成6年から18年連続で同町の桃が献上桃に選ばれている。会場には、午前中に町内から収穫した約20万個の主力品種「あかつき」の中から、光センサーで一次選果された糖度12度以上の1200個が並べられた。
大橋信夫組合長らがあいさつした後、同JAの蓬田幸夫桃生産部会長ら生産者代表と県職員らが白手袋を着けて形や色づき、傷の有無などを丁寧にチェックしながら180個を厳選した。さらに15個ずつ12箱に箱詰めした。平均糖度は13度だった。8日に皇室に献上される。
今年は最近の低温で生育がやや遅れぎみになったものの、暑さが戻り甘さは十分。玉も大きい。放射線の心配はなく、安心して食べられるという。
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