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渡利、小倉寺の調査開始 福島のホットスポット来月、結果発表

 政府の原子力災害現地対策本部と県災害対策本部は18日、放射線量が局地的に高いホットスポット対策として、福島市の渡利、小倉寺両地区の詳細調査を開始した。

 市街地での詳細調査は県内初で、22日までの5日間にわたって実施する。対策本部は9月初旬ごろに結果を発表し、特定避難勧奨地点の指定について市と協議する。

 調査地点は渡利地区654地点、小倉寺地区427地点の計1081地点で、これまでの詳細調査では最多。県職員らが対象世帯の玄関先と庭の地表面から高さ50センチと一メートルの空間線量を測定する。調査対象には、7月5日から3日間実施した自動車走行サーベイ調査で、放射線量が比較的高かった地域を選定した。

 渡利地区の薬師町会長高橋照男さん(69)は測定後、「測定値が健康に影響を与える値なのか分からない」と複雑な表情を浮かべた。庭の高さ50センチの測定値は毎時1・2マイクロシーベルト。「うちの庭は先月、表土を削った。除染をすれば放射線量が下がることは分かっている。早く除染を本格化させてほしい」と訴えた。

 薬師町会は約150世帯のうち、22世帯が調査対象。今回の調査から外れた世帯でも放射線量が高い地点があり、住民から不満も出ているという。

カテゴリー:福島第一原発事故

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