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県、二段階で全頭検査 県外搬出前と食肉処理後

 放射性セシウムによる汚染牛対策として県が品質管理計画に盛り込む全頭検査の概要が19日、明らかになった。計画的避難・緊急時避難準備区域で飼われた牛以外の全戸検査について、各農家の飼育牛1頭の処理肉が放射性物質検査で暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を大きく下回った場合、その農家が所有する他の飼育牛の県外搬出を認める。県内のみでは対応に限度があるため、県外で食肉処理し検査する二段階方式で全頭検査を可能にするという。
 県外搬出の前提となる1キロ当たりの放射性セシウムの基準は100ベクレル以下に厳格化する方向で検討。県畜産課は「政府が了承した宮城県の計画では50ベクレルという基準を設けており、参考になる」としている。基本的には国の責任による全頭検査を求めているが、困難な場合は県の9月補正予算案に予算計上する可能性もある。
 県外搬出の前提となる検査は農家1戸につき1頭の枝肉が対象で、郡山市の県食肉流通センターで行う。
 計画的避難・緊急時避難準備区域で飼われた牛は県内で処理し、全頭検査することが決まっている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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