県市町村スポーツ担当者会議は24日、福島市の福島テルサで開かれ、放射線への対応策などを探った。
日本原子力研究開発機構の担当者が放射線に関する知識を説明した。大会開催の判断基準は「文部科学省が屋外活動の目安としている毎時1マイクロシーベルト以下」とし、放射線に不安を抱く保護者への対応は「不安内容を聞き、丁寧に説明することが大切」と答えた。講演もあり、郡山医師会の菊池辰夫会長が東京電力福島第一原発事故で屋外活動を制限された子どもの体力低下などを指摘した。
この他、県は平成24年度の各種事業を説明した。
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