県は２８日、牛肉の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。１３市町村の農家２３戸が生産した５９頭を検査した結果、５４頭の放射性セシウムは検出下限値未満だった。
５頭から放射性セシウムが検出されたが、最大は郡山市の牛１頭の８８ベクレルで、いずれも暫定基準値（１キロ当たり５００ベクレル）を下回った。
４月に施行された一般食品の新基準値は１キロ当たり１００ベクレル。牛肉には経過措置があり、９月末まで新基準値は適用されないが、県は新基準値を超えた場合、販売自粛を要請する。
県外で食肉処理された５７頭の放射性セシウムは検出下限値未満だった。
※単位は１キロ当たりのベクレル。左の数値はセシウム134、右はセシウム137。「＜」の右側の数値は検出下限値
【牛肉】
※食品衛生法の暫定基準値は放射性セシウム（１３４、１３７の合算）５００ベクレル。
◆２６日
喜多方
検出せず 検出せず
（＜９．２） （＜８．１）
会津坂下 〃（＜８．７） 〃（＜９．５）
泉崎 〃（＜７．８） 〃（＜６．６）
泉崎 〃（＜６．２） 〃（＜７．４）
泉崎 〃（＜８．７） 〃（＜７．６）
泉崎 〃（＜８．７） 〃（＜８．５）
白河 〃（＜９．８） 〃（＜８．１）
二本松 〃（＜８．３） 〃（＜８．３）
二本松 〃（＜９．１） 〃（＜８．２）
石川 〃（＜７．５） 〃（＜９．７）
郡山 〃（＜８．５） 〃（＜７．８）
郡山 〃（＜６．９） ９．２
南相馬 〃（＜８．３） 検出せず（＜９．１）
南相馬 〃（＜８．５） 〃（＜８．４）
南相馬 〃（＜８．５） 〃（＜９．０）
南相馬 〃（＜９．３） 〃（＜９．４）
南相馬 〃（＜８．２） 〃（＜８．９）
南相馬 〃（＜８．４） 〃（＜８．０）
南相馬 〃（＜９．４） 〃（＜７．５）
南相馬 〃（＜６．６） 〃（＜６．８）
南相馬 〃（＜８．２） 〃（＜６．４）
福島 〃（＜７．４） 〃（＜８．３）
二本松 〃（＜９．５） ９．１
石川 〃（＜７．９） 検出せず（＜６．５）
◆２７日
大玉
検出せず 検出せず
（＜７．９） （＜８．１）
大玉 〃（＜１１） 〃（＜７．１）
大玉 〃（＜７．６） 〃（＜７．６）
大玉 〃（＜８．２） 〃（＜６．９）
大玉 〃（＜７．０） 〃（＜７．５）
大玉 〃（＜８．５） 〃（＜７．０）
大玉 〃（＜９．２） 〃（＜７．８）
天栄 〃（＜９．４） 〃（＜８．５）
天栄 〃（＜８．７） 〃（＜８．４）
天栄 〃（＜８．７） 〃（＜８．２）
天栄 〃（＜９．０） 〃（＜７．６）
天栄 〃（＜８．９） 〃（＜７．５）
郡山 〃（＜８．０） 〃（＜７．４）
郡山 ３２．６ ５５．６
郡山
検出せず 検出せず
（＜８．３） （＜７．２）
郡山 〃（＜６．３） 〃（＜６．９）
二本松 〃（＜７．４） 〃（＜７．５）
二本松 〃（＜８．８） 〃（＜７．９）
二本松 〃（＜８．０） 〃（＜７．８）
郡山 ２９．６ ４４．１
郡山 １７．３ ２４．１
矢吹
検出せず 検出せず
（＜８．７） （＜８．０）
田村 〃（＜１１） 〃（＜７．４）
田村 〃（＜８．３） 〃（＜７．７）
田村 〃（＜７．３） 〃（＜７．７）
田村 〃（＜１１） 〃（＜９．０）
田村 〃（＜７．３） 〃（＜８．１）
田村 〃（＜６．８） 〃（＜７．１）
田村 〃（＜７．８） 〃（＜５．８）
田村 〃（＜９．０） 〃（＜７．８）
田村 〃（＜８．０） 〃（＜６．８）
田村 〃（＜９．９） 〃（＜７．９）
田村 〃（＜８．８） 〃（＜７．５）
田村 〃（＜１１） 〃（＜６．４）
会津坂下 〃（＜７．２） 〃（＜８．２）
（カテゴリー：福島第一原発事故）