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復興への道のり険しく 小高区警戒区域解除から4カ月

南相馬市小高区の商店街で行われていた建物の解体作業=28日

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域再編で、福島県南相馬市小高区の警戒区域が解除されてから4カ月が過ぎた。一部で復旧作業が始まっているが、復興の道のりは依然として険しい。28日、小高区を取材した。
 小高区は4月16日に「帰還困難」「居住制限」「避難指示解除準備」の3区域に再編され、大部分が早期帰還を目指す避難指示解除準備区域となった。宿泊以外の出入りが自由になったが、屋外にいるのは工事関係者がほとんど。車道を走る一般車両も数えるほどで、警戒中のパトカーばかりが目に付いた。
 被災建物の解体作業も進んでいない。海岸近くの村上地区の集落では、津波で壊れた家屋が連なり、震災直後の無残な爪痕がほぼそのまま残っていた。多くの家屋は1階部分が柱などを残して流されていた。
 2階の屋内に洗濯物が干したままになっている家があり、避難後、家人が戻っていないことがうかがえた。行き場のないがれきが庭に山積みになっている家もあった。津波で流されて壊れた車両も放置されていた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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