東日本大震災アーカイブ

仮置き汚泥、早期搬出を 国見など4市町

村田副知事に要請書を手渡す瀬戸市長(左から3人目)ら

 東日本大震災復旧復興対策推進国見町民会議と阿武隈川上流県北流域下水道促進協議会は5日、県に対して国見町の県北浄化センターに仮置きされている汚泥の早期搬出などを求める要請書を提出した。
 国見町と協議会加盟の福島、伊達、桑折の4市町から、太田久雄国見町長、八島博正同町議会議長、瀬戸孝則福島市長、高橋宣博桑折町長らが県庁を訪問した。要請書によると、汚泥の早期搬出と、汚泥減容化のための乾燥施設設置への住民理解を得るよう求めた。
 同協議会長の瀬戸市長が村田文雄副知事に要請書を手渡し「周辺住民にとっては耐え難い問題。地域同士のわだかまりにもつながっている」と訴えた。

カテゴリー:福島第一原発事故