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農業用ため池・ダム 今春にも底土総点検 県、1600カ所のセシウム濃度

 県は今春にも、県内の農業用ダム・ため池の底土にどの程度放射性物質が沈殿しているか総点検に着手する。ため池等汚染拡散防止対策実証事業として浜通りと中通りの北部を中心に約1600カ所を選び、セシウム濃度を測定する。2月補正予算案に2億円を計上した。
 県内には農業用ダム・ため池が約3700カ所ある。しかし、環境省が定期的に実施しているモニタリング対象は約30カ所程度しかない。県全域の詳しい状況が分かっておらず、調査が必要と判断した。合わせて、ため池などからセシウムが水田や畑に流入しないよう、汚染の拡散防止策も検証し、生産者と消費者の安全安心につなげたい考え。県は、濃度が高い箇所は放射性物質の流出防止策を講じる。
 根本的解決には底土の除染が必要だが、環境省は「除染をしても周辺の山林などから再び放射性物質が流れ込む可能性がある」などとして除染費用の補助対象としていない。このため、県は収穫が終わる秋までに調査を完了。データを基に、除染の必要性を環境省にあらためて求める。

カテゴリー:福島第一原発事故

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