会津立教会は20日、都内の立教大で催された校友会行事「ホームカミングデー」で母校の関係者に起き上がり小法師(こぼし)などを配り、本県の元気をアピールした。
6月に会津若松市で開催した「県校友の集い」で会員の平出孝朗県議が県産品の使用を学校側に提案した。学校側が検討した結果、福島復興支援コーナーの開設が決まった。
ホームカミングデーには、宮森泰弘会長(会津若松商工会議所会頭、宮泉銘醸会長)ら会員4人が参加した。会津先人顕彰会の協力で、起き上がり小法師をはじめ、「地酒チョコレート」「地酒まんじゅう」などを無料配布し、卒業生や在校生らに喜ばれた。
会場では、県米消費拡大推進連絡会議も本県オリジナル米「天のつぶ」とリンゴジュース、福島牛ふりかけのセット商品などを販売した。東京電力福島第一原発事故に伴うコメの全袋検査の様子を紹介する映像を放映し、本県産米の安全性をPRした。うつくしまライシーホワイトは本県の観光パンフレットなどを配布した。
県農産物流通課によると、大学行事での県産米PRは初めてで、「立教大をきっかけに、今後も各大学などで若い世代に、県産米の安全性やおいしさをPRしていきたい」としている。
(カテゴリー:福島第一原発事故)