東日本大震災アーカイブ

二本松石倉地区に設置へ 浪江町の町外コミュニティー

 福島県二本松市油井字石倉地区の私有地に、浪江町の町外コミュニティー(仮の町)が設けられる方向で調整が進められていることが4日分かった。同町の仮の町は市内で2カ所目となる。
 県が事業主体となり、石倉地区の約4ヘクタールの私有地に2階から5階建ての集合タイプの災害公営住宅約200戸を整備する見通し。町総合医療センターや集会施設の併設も検討されるという。
 市内では、油井字根柄山の市有地に仮の町が整備され、70戸の災害公営住宅が建設されることが決まっている。全て一戸建てとみられる。石倉地区は直線距離でJR安達駅の北西約500メートルに位置している。付近には浪江町安達運動場仮設住宅がある。

カテゴリー:福島第一原発事故