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フィルターに不具合と発表 ALPS除去能力低下で 第一原発

 東京電力福島第一原発の汚染水から大半の放射性物質を取り除く「多核種除去設備(ALPS)」除去能力が低下した問題で、東電は24日、汚染水から放射性ストロンチウム90などをこし取るフィルターに不具合があった可能性が高いと発表した。
 東電によると、処理能力が低下した1系統は、フィルターの機能が低下していたため、その後の吸着剤でも放射性物質を取り除き切れなかったという。フィルターは3月6~13日に交換したばかりだった。今後、フィルターを詳しく調べ、不具合の原因を特定する。
 ALPSは、処理の前段階で汚染水に薬剤を入れ、ごみなどの不純物を沈殿させて取り除いた後、フィルターを通してストロンチウム90などの放射性物質のほとんどを取り除く。その後、樹脂や活性炭など吸着剤がある設備を順次通して浄化する仕組みになっている。
 東電はALPSで浄化した水について、地上タンク移送前に全て放射性物質濃度を調べると発表した。これまでは週3回の測定だったため、機能低下の把握が遅れ、放射性物質が残った水が浄化を終えたタンクに流れ込んだ。

カテゴリー:福島第一原発事故

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