東日本大震災アーカイブ

浪江消防署が庁舎開所式 24時間態勢、復興尽力誓う

決意表明をする末永署長=浪江

 1日から浪江町内での24時間態勢勤務を再開した双葉地方広域市町村圏組合消防本部浪江消防署は2日、臨時庁舎としたサンシャイン浪江で庁舎開所式を行った。
 大和田仁消防本部次長が「住民の安心、双葉地方の復興・再生につながるよう職務にまい進したい」と述べ、開所を宣言した。渡辺文星副町長があいさつし、末永孝二署長が「双葉郡復興の一助となるべく、職員一丸となって務めていくことを誓う」と決意表明した。
 同署はこれまで、東京電力福島第一原発事故の影響で、深夜帯は署員が不在だった。
 今後は署員4人体制となり、交代で24時間勤務に当たる。

カテゴリー:福島第一原発事故