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試験栽培、4年ぶり田植え 大熊

大熊町大川原地区で震災後、初めて行われた田植え

 東京電力福島第一原発事故により全町避難の続く大熊町で19日、4年ぶりに田植えが行われた。将来の営農再開へ向けた試験栽培で、秋の収穫後に放射性物質検査を予定している。
 居住制限区域内にある町内大川原の長谷川勘一さん(70)の水田に、町職員や農業委員ら約20人が集合。除染を終えた約25アールに、ひとめぼれの苗を植えた。
 今後、町職員らが定期的に巡回し、生育状況を確認する。10月中旬に収穫する予定だ。
 イノシシによる被害を防ぐため、周囲に電気柵を設置した。
 長谷川さんは「この日を待っていた。放射線量の不安はあるけれど、やっぱりわくわくする」とうれしそうに話した。渡辺利綱町長は「大地の回復は町民の安心につながる。大熊の復興へ一歩前進だ」と言葉に力を込めた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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