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首相、追加対策を指示 本県の風評払拭へ 福島など視察

福島市松川町の水田で田植えに挑戦する安倍首相。右から沼崎秀吉、幸徳さん親子、亀岡政務官

 安倍晋三首相は17日、福島市などを視察した。東京電力福島第一原発事故による本県の風評被害が依然として深刻であるとの認識を深め、政府を挙げて追加対策を検討するよう根本匠復興相(衆院本県2区)に指示した。
 復興庁は関係省庁の幹部を集め、近く検討作業に着手する方針。放射性物質の基礎知識などを国民に周知する研修会の全国展開や、政府広報の積極的な活用などを想定している。県民健康調査に基づく正確な情報提供にも力を入れる。
 安倍首相は福島市の農家や旅館・ホテルの関係者から風評被害の実態などを聞いた。視察後、記者団に「根拠のない風評払拭(ふっしょく)のために、政府として県民や国民が知りたいと思っている情報を正確に発信するよう力を尽くす」と強調。「根本復興相の下で全省庁的に対応したい」と語った。
 根本復興相は「早急に対策を講じたい」との考えを示した。

■生産者と共に田植え 県産米安全性アピール約束
 安倍首相は福島市松川町の農業沼崎秀吉さん(65)の水田で田植えに挑み、秋に収穫したコメを食べて県産米の安全性をアピールすることを約束した。
 後継者の次男幸徳(よしのり)さん(31)の助言を受けて田植え機を運転しコシヒカリの苗を植えた。幸徳さんは「消費者が安心して食べてくれる環境を築いてほしい」と求めた。
 根本復興相、森雅子少子化担当相(参院本県選挙区)、亀岡偉民復興政務官(衆院本県1区)が立ち合った。

カテゴリー:福島第一原発事故

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