東京電力福島第一原発で2基のタンク側面から放射性物質を含む雨水が漏れ出た問題で、東電は3日、雨水の放射性物質濃度の分析結果を発表した。 タンク内の水はセシウム134、137とも検出下限値未満で、全ベータは1リットル当たり7万2000ベクレル。タンク周囲のせきの水はセシウム134、137とも検出下限値未満で、全ベータは1リットル当たり9800ベクレルだった。雨水はせき内にとどまり、周囲への流出はなかった。 東電は漏えいの原因を調べている。
(2014/06/05 00:38カテゴリー:福島第一原発事故)