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使用停止井戸 くみ上げ再開 第一原発地下水バイパス 基準下回れば放出

 東京電力福島第一原発の地下水バイパス計画で、東電は12日、地下水の放射性トリチウムが排出基準(1リットル当たり1500ベクレル)を上回ったため使用を停止していた井戸での地下水くみ上げを再開した。他の井戸からの地下水とともに一時貯留タンクに集め、第三者機関などの検査で基準値を下回ったことを確認し、2~3週間後に海洋放出する予定。
 12カ所あるくみ上げ用井戸のうち一カ所で、先月27日に排出基準を上回る1リットル当たり1700ベクレルを検出した。東電は、この井戸でトリチウムの上昇傾向が続いた場合、最高で同2300ベクレルに達すると分析。他の11カ所の井戸からくみ上げた水と混ぜて一時貯留タンクで保管すると、排出基準を下回る同231・8ベクレルに薄まると予測した。このため、一時貯留タンクから海洋に放出しても問題はないとしている。
 東電は12日までに、県や県漁連、第一原発周辺の13市町村に問題の井戸での地下水くみ上げ再開を報告した。
 県原子力安全対策課は「基準値を超えている井戸の水の値が急上昇しないかどうか監視を強化してほしい」と求めている。

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