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第一原発5号機で60リットル水漏れ 配管2カ所の弁付近

5号機原子炉建屋5階で見つかった水たまり(東京電力提供)

 東京電力は19日、福島第一原発5号機で、使用済み核燃料プールに冷却水を送る配管の2カ所の弁付近に、合わせて60リットルの水がたまっているのが見つかったと発表した。弁からの漏えいは確認されておらず、東電は詳しい原因を調べている。
 東電によると、19日午前1時半ごろ、5号機原子炉建屋5階で、使用済み核燃料プールにつながる配管の弁を収める2つの箱に水たまりがあるのを社員が発見した。水を検査した結果、それぞれ1リットル当たり2100ベクレル、同3400ベクレルのコバルト60が検出され、プール内の水と同レベルの濃度だった。
 水たまりを取り除いた後に配管に通水したが、箱内の弁や配管から水漏れは確認されなかったとしている。東電は水たまりの原因の特定を急いでいる。今のところ、プールの水位や水温などに影響は見られないという。
 水たまりがあった箱の弁の点検は平成21年11月以来だった。今月18日午後、プールの冷却系統のタンクで水位上昇が見られたため、社員が周辺の配管や弁を調べ、水たまりを見つけた。
 5号機では今月6日、プールにつながる別の配管の弁で水漏れが見つかり、冷却を一時停止した。現在は原子炉冷却に使用する配管の系統を使い、原子炉とプールを交互に冷やしている。18日には現地調査に入った県廃炉安全監視協議会が水漏れのあった弁を確認し、建屋内の配管系統の点検や保守管理の徹底を要請していた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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