飯舘村民が避難している福島市松川町の旧松川小仮設住宅でヒマワリが大輪の花を咲かせ、見頃を迎えている。
6月に東京都のNPO「東京すまいるの会」が避難生活を続ける仮設の住民を励ますためにヒマワリの種まきを企画した。首都圏からのボランティアと住民が協力し、敷地を囲むように約3千本分の種を植えた。順調に生育し、今月初めに開花した。
仮設住宅で暮らす末永紗稀ちゃん(5つ)は種まきにも参加した。「きれいなお花が咲いてうれしい。来年はもっといっぱいになるといいな」と笑顔を見せた。
(カテゴリー:福島第一原発事故)