東日本大震災アーカイブ

浪江東中東側に公営住宅 浪江町が避難解除時に自宅使えぬ人向けに

 浪江町は町内幾世橋の浪江東中東側に、東京電力福島第一原発事故の避難指示解除時に自宅で生活できない町民のための公営住宅を整備する。9日開会した9月定例議会の町政報告で馬場有町長が方針を示した。
 長期避難で自宅が荒廃したケースなどを想定しており、整備戸数は8月に実施した町民意向調査の結果を基に決める。平成29年3月までの完成を目指す。
 馬場町長は、8月に町内22カ所に防犯カメラを設置したことも報告した。画像や音声は町役場の監視モニターに転送、記録し防犯体制の強化を図る。

カテゴリー:福島第一原発事故