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双葉、浪江に設置を 両町長が知事に要望 復興祈念公園

 東日本大震災の犠牲者を追悼し、震災と東京電力福島第一原発事故の実情と教訓を後世に伝える「復興祈念公園」について、双葉町の伊沢史朗町長と浪江町の馬場有町長は9日、両町にまたがる沿岸部の地域に公園を設置するよう内堀雅雄知事に要望した。候補地には両町を含む7市町が名乗りを上げているが、2つの自治体にまたがる一体的な地域への設置要望は初めて。

 両町はこれまで別々に要望していたが、地震と津波、原子力災害による複合災害、全町避難という同じ境遇にある町として、両町にまたがる地域を候補地として提示した。

 候補地は避難区域にある沿岸部で、津波被災地や太平洋、市街地を見渡せる高台。避難場所となった諏訪神社があり、遠くに福島第一原発を望む。震災と原発事故の資料を保存・展示する「アーカイブ(記録庫)施設」の併設も求めた。

 伊沢、馬場両町長から県庁で要望書を受けた内堀知事は「検討を加速化させる」と答えた。吉田栄光県議(自民、双葉郡)が立ち会った。

 既に公園設置を要望したのは両町のほか、新地、相馬、南相馬、富岡、いわきの各市町。県は「複合災害の実情と教訓の伝承」をコンセプトに掲げ、設置場所の決定に向け調整を進めている。

 復興祈念公園は、県が公園を整備し、国が公園内に追悼施設を設ける。県が設置場所を選び、国が閣議決定する。アーカイブ施設は県が国に整備を求めている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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