楢葉町と県宅地建物取引業協会は8月31日、町生活再建空き家・空き地バンク事業に関する協定書に調印した。
事業は、町内の空き家・空き地を有効活用するのが狙いで、町が一般社団法人ならはみらいに委託する。空き家・空き地の所有者に物件情報を登録してもらい、ホームページ上で公開する。県宅地建物取引業協会は登録物件の調査、空き家・空き地の所有者と借りたい人、買いたい人との賃貸借契約の交渉などに協力する。
調印式は町コミュニティセンターで行われ、松本幸英町長と安部宏県宅地建物取引業協会長が協定書に署名した。
松本町長は「協定を締結いただいたことは心強い。連携を深め、町の復興の加速化につなげたい」、安部会長は「楢葉町の復興のため精いっぱい協力する」とあいさつした。
(カテゴリー:福島第一原発事故)