環境省は8日、東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を搬入する中間貯蔵施設の保管場へのパイロット(試験)輸送で、会津美里町の仮置き場からの運び出しを始める。会津地方からの輸送は初めてとなる。
磐越自動車道と常磐自動車道を経て、大熊町の保管場に向かう。10トントラック10台が1日1往復し、1カ月程度かけて約1000立方メートルの除染廃棄物を運び出す。
会津地方で試験輸送の対象となっている会津坂下町は今月下旬、湯川村は10月下旬の運び出し開始を予定している。
(カテゴリー:福島第一原発事故)