東日本大震災アーカイブ

本県復興に思い寄せる 宇都宮の作新学院中等部 本社報道パネル展

作新学院中等部に展示されている「福島の記録」

 宇都宮市の作新学院中等部は4、5の両日、校内で開催中の学院創立130周年記念文化祭で、福島民報社の震災報道写真パネル「福島の記録」を展示している。
 中等部は東日本大震災や阪神大震災の被災地で震災学習を続けており、8月には1年生が県内を訪れた。震災学習を通じ、記憶の風化を防ぐ取り組みの必要性を学び、文化祭で本県などの被害や復興の様子を伝えることを決めた。
 「原発事故 その後」「再生・復興へ」などのテーマで構成した写真パネルのほか、震災直後の福島民報の紙面などを展示。生徒や保護者、一般来場者が見て回り、被災地の歩みに思いを寄せている。
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 福島民報社は復興戦略事業の一環で公的機関・団体、企業に写真パネルを無料で貸し出している。問い合わせは地域交流室 電話024(531)4145へ。

カテゴリー:福島第一原発事故