東日本大震災アーカイブ

松川浦にクロマツ再び 津波で流失豪雨も影響 住民団体など植林

国有林の再生を願いクロマツを植える参加者

 相馬市磯部にあり、東日本大震災の津波で流失した松川浦大洲国有林で4日、クロマツの植林が行われた。
 松川浦の環境保全活動などに取り組んでいる「はぜっ子倶楽部」と日本野鳥の会県相双支部の主催。9月の関東・東北豪雨により4月に植えたクロマツの一部が流失したため、修復を兼ねて実施した。約30人が、40センチほどのクロマツ約750本を植えた。参加者は海岸林の再生を願い丁寧に作業した。
 両団体は0.45ヘクタールの土地で植栽を進めている。

カテゴリー:福島第一原発事故