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全町避難解除から1カ月余 色づき人待つ山峡 木戸川渓谷

雄滝・雌滝(奥)周辺などで木々が色づき始めた木戸川渓谷

 東京電力福島第一原発事故による全町避難が解除され、1カ月余りが過ぎた楢葉町は復興に向けた歩みを進めている。町西部の木戸ダム下流の景勝地・木戸川渓谷には自然に親しめる遊歩道が整備されている。除染は全体の半分で完了しており、色づき始めた木々が行楽客の来訪を待つ。
 山肌の所々に赤や黄色の広葉樹が映える。森の中の遊歩道を進むと長さ30メートルを超えるつり橋が目に飛び込んできた。阿武隈山系を源にする清らかな流れが間近に聞こえる。
 急な斜面を一筋の流れが渓流に注ぎ込む「布滝」や、ごう音を響かせ流れ落ちる「雄滝・雌滝」など豊かな自然が次々に現れる。町によると、11月ごろに紅葉の見頃を迎えるという。
 遊歩道はダム下流部の約2・8キロにわたり整備されている。かつては紅葉狩りや深緑に涼を求める行楽客でにぎわった。町は最下流部の第一駐車場から約1・3キロにわたる区間の除染を実施し、観光地再生に取り組んでいる。

■臨時支局を開設 18日まで本社記者駐在
 福島民報社は16日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す楢葉、富岡の両町に「復興臨時支局」を開設した。18日まで楢葉町を拠点に記者とカメラマンが駐在し、古里の再興に取り組む町民の姿などを伝える。
 両町の話題は本社報道部で受け付けている。電話024(531)4122へ。

カテゴリー:福島第一原発事故

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