大熊町と、あいづひまわりプロジェクト実行委員会は22日、会津若松市の大熊町役場会津若松出張所で本県との交流や復興推進に取り組む沖縄県の団体「福島・沖縄絆プロジェクト」に県内で育てたヒマワリの種約10キロを贈った。
贈呈式には、沖縄側から鈴木伸章副理事長(いわき市出身・沖縄県浦添市在住)、渡辺篤太郎福島担当理事が出席した。根本友子町農業委員会長、芳賀誠子あいづひまわりプロジェクト実行委員長、須賀川市の深谷哲雄かぶやコーポレーション代表が鈴木副理事長に種を手渡した。渡辺利綱町長、町社会福祉協議会の渡部正勝会長が立ち会った。
鈴木副理事長は「沖縄でも福島で育ったヒマワリを植えたいという市町村が増えている。ヒマワリを通した人的交流をさらに広げたい」と話した。
プロジェクトは東日本大震災・東京電力福島第一原発事故後、本県で育ったヒマワリの種を沖縄で栽培して冬に咲かせ、取れた種を本県に届けている。今夏も大熊町の復興拠点となる大川原地区や会津坂下町などで希望の花が咲いた。
(カテゴリー:福島第一原発事故)