東日本大震災や東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す県民を取材、発信する「新聞づくり体験授業」は12月6日と同13日に広野町、来年1月16日と同23日に郡山市で行われる。主催する福島大うつくしまふくしま未来支援センターは小学5年生から中学3年生までの参加者を募集している。
文部科学省の「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」として平成24年度に始まり、4年目を迎えた。福島民報社が「読む 知る 学ぶ『E!新聞』プロジェクト」の一環として共催する。小中学生が記者のアドバイスを受け、古里再生に尽力する人々や事業所などを取材する。取材メモを基に記事を書き、A3判フルカラーの新聞を完成させる。
広野町では町民の様子を取材し、郡山市では仮設住宅などで避難生活を送る富岡町民から話を聞く。
参加無料。時間はいずれも午前10時から午後3時までで、両会場とも2日間で新聞を完成させる。参加者には福島民報「子ども伝次郎記者証」などを贈る。
参加希望者は郵便番号、住所、氏名(振り仮名も)、学校名、学年、保護者名、電話番号、メールアドレスを明記し、郵便番号960-8602 福島市太田町13ノ17、福島民報社広告局企画推進部まで、はがきかファクス、メールで申し込む。ファクスは024(533)4343、メールはkikaku@minpo.ne.jp
締め切りは広野会場が今月27日、郡山会場は1月8日。問い合わせは企画推進部 電話024(531)4161へ。
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