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「世界への挑戦」に感銘 「ふくしま復興大使」マツダ本社訪問

マツダ787Bを見学する(右から)新井田さん、郷君、津川さん。左は浅野館長

 福島民報社が委嘱した「ふくしま復興大使」の3人は20日、広島県府中町のマツダ本社を訪れた。原爆が投下された広島の復興をけん引し、最先端技術で世界に挑み続ける企業精神を学んだ。
 復興大使は郷平君(13)=石川町、石川義塾中2年=、津川莉奈さん(17)=西会津町、会津若松ザベリオ学園高2年=、新井田心さん(18)=会津若松市、会津若松ザベリオ学園高3年=。本社で会社の歩みを聞き、安全性や環境、デザインなどを追求する最新技術についても説明を受けた。
 敷地内のマツダミュージアムでは浅野護館長(60)に案内され、1991(平成3)年の「ルマン24時間耐久レース」で日本車として初めて総合優勝した「マツダ787B」や最新の車種を見学。隣接する工場では、さまざまな機械を駆使した製造工程に理解を深めた。
 マツダは原爆投下からわずか4カ月で、がれきや資材を運び出す三輪トラックの製造を始めた。浅野館長は「マツダは当時から広島の経済を支えている自負と、地域に根差して復興に貢献することへのこだわりがあった」と話し、大使に「何があっても諦めない精神が大切」と伝えた。大使は「マツダのように世界へ自分たちの強みを発信することが復興につながると思う」などと感銘を受けていた。
 マツダは東日本大震災の復興支援として平成25年7月、いわき市でのプロ野球オールスターゲーム開催に尽力した。復興大使はマツダスタジアムも訪れ、広島カープが取り組んでいる地域活性化について研修した。
 21日は平和記念公園などを訪ね、22日に帰福する。福島民報社から渡辺一志広告局企画推進部長らが同行している。

カテゴリー:福島第一原発事故

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