東日本大震災のがれき処理を終えた相馬市光陽の仮設焼却炉3基について、環境省は21日から2基の解体を開始する。残り1基の解体は既に始まっており、全基で本格着手となる。今年度中に終了する見通し。 20日に現地で相馬市の担当者らを招いた視察会を開き、環境省関係者が説明した。 作業現場では、放射性物質の飛散を防ぐために焼却炉を仮設テントで囲む工事や超高圧水による汚染物質の除去などを進めている。焼却炉に用いた鉄などは除染し、解体後に再利用する。
(2015/11/21 12:22カテゴリー:福島第一原発事故)